伝説的UMAネッシーはいない?今更聞けない20世紀最大の謎に迫る!

皆さんは「ネッシー」という生き物の名前を聞いたことがあるでしょうか?

ネッシーは湖に住んでいるとされている、首の長い恐竜の様な姿をしている生物とされています。

未確認生物を探す特番など、お茶の間の話題として度々取り上げられていた時期もありました。

2007年には映画「ウォーターホース」となったこともあり、ネッシー存在は世界に広く知られるきっかけにもなりました。

今回はそんな20世紀最大の謎、ネス湖のネッシーについて考察していきますよ!

今さら聞けないネッシーの歴史

生息しているかも不明なのに、映画の題材にもなったネッシー。

映画の題材、テレビでの放送などでも存在について専門家の議論が重ねられるにつれて、知名度は広がっていきました。

ここでは、世界中で有名となったUMAネッシーについて、噂の始まりと歴史を辿ってみましょう。

ネス湖で撮影された写真が伝説の始まり

引用:https://en.wikipedia.org/wiki/Loch_Ness_Monster

1934年4月のこと、スコットランドにあるネス湖を訪れていた観光客が湖を泳ぐ謎の生物を撮影します。

その時に撮影された写真こそが、あの有名な1枚となります。

実は写真が撮影される前から、ネス湖には「不思議な生物が住んでいる」と噂はありましたが、あくまで噂止まりでした。

しかし、1枚の衝撃的な写真をきっかけに、ネス湖を泳ぐ未確認生物の噂は世界中に広まり始めます。

現地調査では発見には至らず


ネス湖にて撮影されてたネッシーの写真が発表を皮切りに、未確認生物と思われる写真や噂が急増します。

首長竜、恐竜時代の生き残り、フェイク写真、新種、と様々な説が噂されましたが、仮に恐竜時代の生き残りだった場合は歴史的大発見です。

しかも、話題のネス湖は普通の湖とは違い、長さは35Kmで水深は230mにも及ぶ規模を誇るため、大型の生物が潜んでいても不思議ではありません。

噂の真相を確かめるべく、1987年にネッシーを探し出すべくソナー(探知機)を使っての本格的な調査が行われました。

残念ながら調査結果としては、未発見になってしまいますが、ソナーや地質調査の結果からネッシー程の体長を持つ生物は、ネス湖で生息できないという結論もでました。

ネッシーはスコットランドのアイドルに!


各調査結果から多くの専門家から、「ネッシーは存在しない」と否定的な意見が多く集められました。

そのいっぽうで、「ネス湖で怪獣を見た」「未確認生物を撮影した」などの話題は収まることがありませんでした。

2020年の現在でも目撃情報は落ち着くことはなく、ネス湖を泳ぐネッシーを目的に年間50万人の旅行者がネス湖を訪れ、スコットランド観光の柱となっています

そのネッシーの経済効果は年間60億円にも及ぶと言われており、ネッシーはスコットランドのマスコットキャラ・アイドルとして愛されるUMAとなりました。

謎の多いネッシーの正体とは?

未確認生物であるネッシーは正式に存在を認められておらず、実は正体は謎に包まれています。

ですが、1934年に撮影されて世界的に有名になった写真には、湖を泳ぐ「首長竜」の様な姿が人々に衝撃を与えたため、首長竜の姿が定着することになります。

「首長竜」はあくまで人々が望む説であり、別の生き物や自然現象の可能性もあります。

ここでは、ネッシーの代表的な説を紹介します。

実は魚類!大うなぎ説


2018年の調査から、ネス湖には大量のうなぎのDNAが検出されました。

もともと、ネス湖には巨大なうなぎが目撃されていることもあり、ネッシーは「巨大なうなぎ」だったのでは?という説が浮上しました。

うなぎと言えども、確認されているだけで体長1.8m程に成長する個体も生息しているようで、巨大に成長した個体が人前に現れた可能性があります。

仮に魚類だったとしても、現在も目撃談が報告されているので、まだ蒲焼きにはされていないようです。

【引用】ネス湖のニュースCNN.co.jp

古代生物の生き残り!恐竜説


ネッシーは首長竜、恐竜時代の生き残りでプレシオサウルスの子孫である!

オカルトに興味がある方、恐竜好きの方、ロマンを求める方々から厚い信頼を得ている説です。

ロマンに溢れる説ですが、頭ごなしに否定はできない理由があるため、説として濃ゆく残り続けています。

その理由は「絶滅した」と呼ばれる生物がシーラカンスのような事例で見つかることがあるからです。

人寄せ用の嘘!ネッシーいない説


「ネッシーはスコットランドに観光客を呼び込むための、フェイクだ!」

地質調査、環境調査などの結果からネッシー程の生物がネス湖で暮らすことは不可能と言われています。

ロマンを求める方々からすれば、退屈な説ですが、理論的に詰めていくと1番浮かびやすい説です。

ネッシーは本当にいるのか考察!

1934年にネス湖を泳ぐ姿を目撃されてから、現在に至るまで100年間も存在を問われているネッシー。

歴史の深さや人々に与える影響からしても、伝説的なUMAと言っても過言ではありません。

ここでは、ネッシーついて歴史や背景から存在を考察してみました。

実は大昔の伝承に記載がされている


大昔の神話や伝記などには、時として地域に住む怪物が描かれる場合があります。

実は690年頃に書かれたと言われる「聖コロンバ伝」には「ネス川に住む水獣」の記載が残されており、昔からこの地域には怪物伝説が残っているのです。

今から1300年以上も昔の書物に記された怪物がネッシーだったら・・・人知れず子孫を残しながら生き残っていたのでしょうか。

スコットランドは大海に囲まれている

ネッシー存在の可能性を考えるにあたり、ネス湖があるスコットランドの場所にも注目です。

スコットランドは北海とノルウェー海に広く面しており、土地によっては海底洞窟と地上が繋がっている場所も多いのです。

ネス湖の調査では、餌の量などの観点からネッシーはネス湖で生活できないとされています。

しかし、仮にネス湖と海底洞窟が繋がっており、休憩所や繁殖場所としてネス湖を選んでいたらどうでしょうか?

ネッシーのフェイク写真や偽物告白は数多くある


1934年に初めてネッシーの姿が撮影されたのをきっかけに、ネス湖ではネッシーらしき写真や動画が記録されました。

すべてが本物ではなく殆どが「フェイク」との判定や、撮影者が自ら偽物だったと告白した記録でした。

また、最初に撮影されてから80年以上も経過している、有名なネッシーの写真も実は偽物だったとの証言もあります。

【結論】伝説のUMAネッシーは存在する!


ネス湖の未確認生物ネッシーについて歴史や存在について考察を行ってみました。

写真や映像に偽物が多く、ネス湖も大型の生物が住むには難しい場所であると存在を否定する材料が多いのは間違いありません。

しかし、オカルトラボとして「ネッシーは存在する」と結論を出します。

否定材料が多いのは事実ですが、完全に存在しないと決まった訳ではありません。

スコットランドの世界的マスコットとして愛されるネッシー、これからもネス湖を訪れる人々を楽しませる続けるでしょう。

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